度重なる、遅刻・欠勤などの場合、会社の対応によっては、
「遅刻してもいいんだ。」
という間違えた社内風土になります。
そして、優良社員だった人も周りに合わせたり、流されることになります。
最悪、会社を見限って辞めてしまいこともあります。
そうならないためにも会社の毅然とした対応がキモとなってきます。会社のルールブックである就業規則で、過度の遅刻等をした場合、懲戒規定により罰則を受けること賃金規程で遅刻は賃金から控除すること賞与や人事評価のマイナスになることなどを明確にハッキリと定めましょう。そして、いちばん重要なのが、こういった就業規則の規定があることを伝えて、認識させることです。
特定の社員を特別扱いしたりすることも危険です。「どうしてあの人だけ?! 会社は社員を差別するのか!」と社内の雰囲気がマイナスの方向に向かうことがあります。
もし、家庭や病気などのみんなが納得できる事情があれば、みなさんに理解していただくことが大切です。
また、遅刻・欠勤だけでなく、普段の様子や言動に変化があるようなときには、メンタルヘルスの可能性もありますので、病院に行くことや休養を考えることも必要になるかもしれません。あくまで、会社のルールである就業規則に従った運営をすることがイチバンです。