就業規則は法律で定めてあるルールを載せるだけではなく、
会社の独自のルールも載せておくと良いでしょう。
ちゃんと守ってほしいルールや会社が保証する制度などもキチンと認識してもらうことで、
「言った、言わない」のトラブル防止になります。
例えば、マイカー通勤者が多ければ、マイカー通勤のルールを作ることで、事故防止の意識づけを図ることもできます。
・ガソリン代の精算の方法
・自宅から会社までの距離やルートを把握したり
・交通違反での罰金や事故に関して会社は負担しないこと
・任意保険にちゃんと入ること
・暴走族の車のような派手な車は禁止
など、マイカー通勤者のルールを定めれば、人によってルールが違うこともなくなるでしょう。
独自のルールでよくあるのが、人それぞれ適用や金額が違ったりすることです。
Aさんは言うことをよく聞くからいいけど、Bさんは口答えが多いからダメなど、客観的に明確な基準がないまま運用すると、労働トラブルの元になります。
くれぐれも労働トラブルの元となるルールは作らないようにしましょう。
また、明確な基準が決まって、実際に運用可能になったら、就業規則に載せましょう。